ゆたかマンの農園は水やりしない!それでも野菜が元気に育つ驚きの栽培法とは?

本日は滋賀県東近江市で農業をされておられる、ゆたかマンの農園にお邪魔してきました。
田んぼに囲まれた中に畑を発見!!

いくつか畑があるようで案内していただいたのですが広い!
畑の広さを合わせると約6反の広さをほとんど1人で作業されているそうです。

今までいろんな農家さんとお会いしてきましたが豊さんの栽培方法は特殊で、
初めて聞く言葉がたくさんあり、すごく興味が湧きました。

なんと栽培されている野菜には水やりをしないそうですよ!!
なぜ水やりをしなくても野菜が育つのか…?!お楽しみに♪

豊さんのご出身は石川県で高校を卒業され、大阪で調理師として焼き肉屋さんで働いておられました。
そんな中、まさかのベジタリアンになり、お肉を完全に食べられなくなったそうです。
焼き肉屋でお肉を提供するのに自分は食べられない…ということに抵抗を感じた豊さん。

そんな豊さんに転機が訪れます!
冬になりナムルの仕込みをしていた時に、湯がいたほうれん草を食べるとすごく甘かったそうです。
冬は野菜が糖を溜め込み寒さをしのぐので野菜が甘くなるらしく、そのことを知らなかった豊さんにとって衝撃的で、調理の仕事よりも野菜を作る方が「おもろいやん!」と思い農業をするきっかけとなったそうです。

インタビュー

まみ:
滋賀県でなぜ農業をしようと思ったのですか?
野村:
大阪でチェーン展開されている花様さんというレストランで、滋賀県の食材を使用されていて、メニューと一緒に農家さんを推しておられたんです。当時食べに行ったときの本日のおすすめで『バターナッツ』というかぼちゃがあって、このバターナッツを作りたいなーと思って、滋賀県に行ったら作れるのかな?産地なのかな?と思って滋賀県に来ました。
まみ:
バターナッツって滋賀県が産地でしたっけ?
野村:
産地でもなんでもなかったですね。苦笑

滋賀県の下調べを全くせず滋賀県に来られた豊さん。

元々農家さんではなかったので農業をされている会社で働いたそうです。
そこで3年半勤めているなかで、野菜を作らず草を刈りトラクターで耕すだけの畑があり、
その場所を借りて独立されたそうです。

その会社では、主に米・麦・大豆などをつくられていて野菜の作り方はなんと自己流!
本を見たり、試行錯誤を繰り返しだったようです。

これがゆたかマンのスタイルだ!!

僕がやっているのは『自然農』といって土を耕さずに、畦を使いまわすというやり方です。
元々はトラクターを使用していたけど今の僕のスタイルで生計を立てている方と出会いました。

すごく興味があったのですが、それでは食べて行けないだろうなと半ば諦めながらトラクターで耕していたのですが、その方と出会い農業のやり方を転換し、現在ようやく土が肥えてきたというか、野菜がまともに出来てきました。

あとは水やりをしないのですが、なぜそんな状況で野菜が育つのか…?

畑に赤クローバーを植えているのですが、赤クローバーはマメ科なので大気中の栄養を根っこに取り込み、その栄養を野菜が吸収してくれるので肥料のような働きをしてくれます。

『緑肥』というのですが赤クローバーで野菜の株元を覆っておけば肥料の代わりになります。
ゆたかマンの農園では緑肥と米ぬかしか使用していません!

農業の楽しい所と大変な所

たくさんの野菜を育てているのでいろんな顔が見られることです。
(ちなみに年間約60種類の作物を育てられています♪)

僕は種取りと言うのをしていて自分の畑で取れた種は、この土地の条件を種に記憶させることができ、種取りを繰り返すことによってここの畑になじんでくるのです。

種取りをしていると去年はこれだけ収穫できたけど、今年はこんなに増えた!
という変化があるのは楽しいです。

大変なことは、こういうスタイルなのでほぼ手作業ということと、ハウス栽培ではないので気候に逆らえないことです。

商品へのこだわり

農薬・化学肥料を一切使用しないことです。動物性の肥料も使用しません。

あとはスーパーで年中トマト・きゅうり・キャベツが販売されていますが、ハウス栽培ではなく路地で野菜が健全に育つ時期に野菜を育てています。
そのため、一番野菜がおいしいくなるので『旬』を大事にしています。

農業を通して伝えたいこと

野菜にとって健全に元気に育つ時期にできる美味しい野菜を、みんなに食べてほしいです。

年中スーパーに並んでいる野菜も決して不味くはないのですが、「ほんまに美味しい野菜」というものをお客さんに意識して欲しいです。

今後の夢

今後もこのスタイルで野菜を作っていきたいです。

あとは農家民泊という、「畑のお手伝いをしてもらう代わりに食事と寝るところを提供する」ということもやってみたいと思っています。

お金ではなく労力の対価として食事と宿を提供できる農家民泊をしたいです。

農業に興味がある若者へ

一緒に盛り上げていきましょう!!

海外の輸入に頼らず、自分達で食べる物を作っていけたらいいなと思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

まみ

農業と人を結ぶ活動をしています。 こう見えて8歳の女の子のママです(゚Д゚)ノ 「見えなーい!」と言われますが母親やっています!笑 元々野菜がすごく嫌いやったけど、 農家さんが言う【本当の味】というのを知ってからは、 野菜がモリモリ食べられるようになりました!! 皆さんにも伝えて行けるように日々頑張っております('◇')ゞ