新規就農歴1年半で年間売上700万円!!

本日は滋賀県東近江市読合堂町にあるトマト農家「かずちゃんハウス」さんにお邪魔してきました。

現地に到着すると早速かずちゃんハウスの可愛らしいマスコットキャラクターを発見!
ハウスの広さは横幅が7.5m奥行85mの2棟でトマトを栽培されています。

名神高速道路から割と近いのですが、周りは田んぼに囲まれていてTHE!田舎という景色です。
実は和晃さんは私の親戚なのですが、まさか農業をするとは思っていませんでした。

元々は兼業農家だったのですが、和晃さんの代からは専業農家になったそうです。
お父さんは元々公務員だったのですが、早期退職をされて和晃さんと一緒にトマトを作っておられます。

インタビュー

まみ:
後継者問題で悩んでいる方がいる中、和晃さんはいつ頃から
農業を継ぐことを決意されたのでしょうか?
西沢:
継ぐというよりは八日市南高校で農業の基礎を勉強していて、進路選択の結果、
安土町にある農業専門の農業大学に進学をして就農という形になりました。
なので、これといった決意はありませんでした。
まみ:
専業農家になる不安はなかったのですか?
西沢:
特になかったですね。それしか道がなかった。苦笑
まみ:
なるほど。トマトは夏に収穫のイメージがあるのですが?
西沢:
年に2回収穫できます。トマトは夏と冬は暑すぎたり、寒すぎたりすると作れなくて、
8月は外で育てる場合は丁度いいくらいの温度になって作れるのですが、
ハウスの中は40度以上になるのでトマトが生きていけません。
まみ:
ハウスの中はそんなに熱くなるのですね!
作業ができない時期は何をしておられますか?
西沢:
収穫が始まると休みがないので、
その時の分をひたすらゴロゴロしています。笑
まみ:
えっ、それで儲かるんですか?
西沢:
市場に出すと相場の金額が決まっているのと、中間マージンが取られるので安くなってしまいます。
でも直売だと手数料は取られますが、自分で金額を設定できます。
まみ:
ふむふむ。
西沢:
市場の倍くらいの金額で販売することができて、
直接お客様に売ることによって末端価格になります。
まみ:
ぶっちゃけどれくらいの売り上げがあるのですか?
西沢:
まだ初めて1年半で半年間程はキュウリを栽培していたので
はっきりとは言えませんが年間で700万くらいです。
まみ:
トマト栽培ってすごいですね!びっくりしました!!
西沢:
でも個人事業主になると税金対策が大変でいろいろ買っちゃいました。苦笑
まみ:
私は税金の事は詳しく分かりませんが、何も知らない私からしたら、
トマトでそれくらい売り上げを上げることに驚きを隠せません!!
今度ランチ奢ってね♪笑

農業の楽しい所と大変な所

楽しい所はやったらやった分だけ返ってくることです。
いっぱいトマトを作ればお金になるし、早く作業が出来ればその分自分の時間が増えます。
お客さんに美味しいと言ってもらえると頑張ろうと思います。

大変な所はトマトが劣化(トマトが割れてしまう事)してしまうと、商品価値がなくなるので栽培管理が大変です。

商品へのこだわり

完熟収穫です!

スーパーで販売しているトマトは青い状態で出荷されて、3日後くらいに店頭に並ぶのでその頃には赤くなっています。青い状態で出荷してしまうと、リコピン・甘味成分のグルタミン酸が少ないのですが、完熟の状態で収穫することによってリコピンは3倍になります。青い状態で収穫されたのと比べると甘さも全く違います。

他のトマト農家さんと違う所は、異常なまでの完熟へのこだわりです。完熟状態になると割れてしまい、商品価値がなくなってしまうのですが、やっぱりそのリスクを背負ってでも美味しいトマトを食べて頂きたいと思っています。

農業を通して伝えたいこと

本当の味を伝えていきたいです。スーパーに販売されているトマトと、完熟トマトの味は全く違うので1人でも多くの人に知ってもらいたいです。

今後の夢

みんなに完熟トマトの味を知ってもらい、スーパーではなく直売所に足を運んでもらって完熟トマトしか食べられないようになってもらいたいです。

農業に興味がある若者へ

農業のイメージは汚い・キツイなどありますがそれは古い農業です。

トマト栽培に限らず、現在は汚れない栽培方法なども開発されており、機械化も進んでいるので、腰が痛くなることもないです。最近では映画にあるようなパワースーツが実際に開発されました!笑

パワースーツを着れば力仕事が楽にできるようで、月に4万円ほどでレンタルできます。

最近では若手の農家さんが増えてきています。国が農業に対して力を入れていて補助金の金額も上がり、新規就農の方にも手当てもありますし、農業を始めたころは収入が不安定になるので、それを補助する為に国がお金をくれる制度もあります。

農業は初期投資に莫大な金額がかかりますが、無利子でお金を借りられる制度もあり、農業が始めやすい環境になったと思います。

会社員だと言われた仕事をこなすだけだと思うのですが、農業は自分で仕事を見つけて、作物を育てて販売するので自分の時間も自分で作れるので会社員とは違った楽しみがあります。

もちろん農業にはリスクもあります。

トマトで言えば病気で全部枯れてしまうと収入もなくなります。収入源は作物次第になってくるというリスクがあるからこそ大切に育てることができます。

自分が育てた作物を食べてもらえることは何よりも嬉しいことです。

ABOUTこの記事をかいた人

まみ

農業と人を結ぶ活動をしています。 こう見えて8歳の女の子のママです(゚Д゚)ノ 「見えなーい!」と言われますが母親やっています!笑 元々野菜がすごく嫌いやったけど、 農家さんが言う【本当の味】というのを知ってからは、 野菜がモリモリ食べられるようになりました!! 皆さんにも伝えて行けるように日々頑張っております('◇')ゞ