非農家から就農12年!その陰にはお茶へのアツい想いがあった!

今回は甲賀市にある土山に行ってきました。

新茶のシーズンということで、びわカンのロケも兼ねて取材させて頂きました。

非農家出身で農家1就農12年目になられるそうです。
農業1本で12年されてこられた竹田さんのお話は、とてもキラキラしていました。

事務所に入ってすぐ目に入ってきた表彰状の多さにびっくりしました。

その中でも『内閣総理大臣賞』に目がいきました!
すごく名誉ある賞に驚きました。

始まりはもともと家族経営で、そのお茶農家さん4軒が集まって営んでいたそうです。
そこに非農家出身の竹田さんが加わり、月日がたって先代は全員抜け、世代交代が進み、現在は新しいメンバーで営まれているそうです。

非農家出身の竹田さんのお茶との出会い

もともと甲南高校ってゆう農業高校出身で農業がしたかったんで、農業大学校へ行って、そこでは野菜専攻やったんです。
1年のときは。

で、1年の途中ぐらいに、この僕が住んでるのは水口という土山の隣なんですけど、そこに滋賀県のお茶研究所がありまして茶業指導所っていう。

そこの所長が水口に住んでるんであれば、土山でお茶しーひんか?っていうので、ちょっとお茶のほうに勉強もさせてもらってて。

で、農家研修っていうのが3ヶ月あって、そこでグリーンティ土山さんで勉強させてもらってたらやっぱお茶って深いし面白いなと感じたのがスタートです。

なぜ農業をしたいと思われたのですか?

やっぱなんか僕自然が好きだったので、中学校卒業する時にやっぱり何がしたいって特になかったので、農業かな?って。

工場の見学もさせて頂きました。
組合員7人で仲良く働かれているそうです。

実際に農業に携わる前の農業のイメージと携わって変わったことは?

最初は農業に振り回されていたんです。

あれしなあかん、これしなあかんって…目が回るくらい。

今は逆にどうやって販売していこう、どうやったらいいもの出来るっていう逆に広い視野で見れるようになってきているので。
でもそれも最近ですね、、3年ほど前からやっとそういうふうになって自分で上手いこと回せるようにいいもんが作れたり。

結構言われるじゃないですか?なんか汚い…

あー3Kですね。

3Kとか、そんなんは…

僕は別にそこは気にしなかったんですけど、もうほんまに朝から夜までくたくたになるまで
どろどろで仕事してたんで。昔はほんまに体力があったんでよかったんですけど

今からそれをやれ言われたら?

まず、無理ですね

(笑)

だから昔があったから今がみんなで上手いことできている。

なるほど!

ってのはあります。

どんなところでやりがいを感じますか?

1年間お茶と接して、どんなふうに育てていこうっていう方向性もできるし、お茶の場合収穫だけじゃなく製造っていう工程が入るので、その製造技術でも良いものができたりします。

物を生かせない場合もあるので、製造技術を覚えるのが大変です。やっぱり難しいけど、それができるようになってきたら面白い差に変わってくるので、そこですね!!

今後の夢を教えてください

夢というか、海外展開もやってるんですけど、飲んで貰ってる方に、「この人が作ってるんだよ」っていうのが伝わるような…
このお茶はこの人が作ったから、あ~!っていう。

美味しさであったり伝わるようなものを作っていきたい。
3年前にJGAP認証というのを滋賀県で最初に取りましてこれがないとまず、海外に商品を出すことができません。
これが基準になってくるので、それを我々が取ったから、今逆に周りに広めてみんなで盛り上げていきたいです!!

滋賀県で最初にJGAP認証という資格を取られたそうで自分らがさらに安心、安全なものだよ!っていうの謳えるので取引先も増え、外からの目も変わったそうです。

他の農家さんとの違いはありますか?

農事組合法人でやっています。
そのため、新しい事であったりとか、これから解職っていう植え替え事業ってあるんですけど、古い茶園を植え替えて新しい茶園にするとか!
あとは、商品鑑定士とかやっぱ個人さんでは難しいところに、どんどん取り組んでいけるっていうのはすごく大きなメリットだと思います。
誰かが怪我したりしても何とかカバーしてやっていけるので、そこは大きいと思いますね。

グリンティー土山さんの商品の飲み比べもさせて頂きました。
一つ一つ味が違っていて、香り高い濃厚なお茶からまろやかなお茶まで、お茶の深さを学ばさせて頂きました。
全部同じ葉っぱから作られているということを初めて知り、驚きました!

農家ならではの悩みはありますか?

農繁期って言われる時期は、ゴールデンウィークも休みじゃないっていう(笑)
僕らからしたら明日から始まるんですけど、ゴールデンウィークから1番茶が始まるっていう。

うきうきわくわくじゃないですけど、楽しみでやってるんで。
若い頃は遊びたくて、週休二日は欲しいな、みたいなのもありました。

今はもう、まったくなくなってお茶一本です。
お茶が趣味みたいな。

竹田さんのアピールポイントを教えてください

昔からスポーツは好きで小学校からサッカーをしていました。
大学の時にトライアスロンをしてたんです、本気で!
3年ほどしてこっちに勤めて時間が取れないんで辞めたんですけど、体力には自信があります!!!(笑)

新茶のシーズンということもあり、新茶の新芽での天ぷらをご馳走になりましたよ。
お茶の葉の天ぷらがあるのを初めて知りました。
どんな味なのか予想できませんでしたが、食べてみると加熱することで甘さが増し、とても美味しかったです。

農業に興味がある若者へ先輩として

従業員には今実家でやられてて後継者として入る方、そして僕らみたいな新規就農で入る方と半分半分ぐらいなんですよ。
でも、これから圧倒的に従業員って形で新規就農をやっていく方が増えてくると思います。

まず、非農家でも農業はできる!!
そして、儲かる!!!

やったらやるだけ成果となるんで、失敗は成功のもとと言いますけど、
そう言うのは1番大きいですね。

やっぱり一生懸命取り組んだら成果は絶対出ますんで、めげずに。
最初は絶対苦労しますんで、3年は我慢して。

やっぱり熱い思いで農業してほしい、ってのはありますね。
それが1番です。

これからグリンティー土山をどうしていきたいですか?

また新工場が建ちますので、従業員も2人くらいは欲しいと思っています。

さらに後継者不足の農家さんばかりなので、この産地を守るって意味でも、そこもカバーしていきたいです。

そして地元も盛り上げて、近江のお茶というものを無くさないように、一生懸命良いものを作り続けていきたいと思います。